アーカイブ | 7月 2016

  • アフターピルが月経困難症に効果があるという誤解

    アフターピルとは、セックスを行った際にきちんと避妊をしていたにも関わらず失敗してしまったり、あえて避妊をせずにセックスを行った際に、72時間以内に服用することで妊娠を回避できる緊急避妊薬です。 セックスで避妊に失敗したとわかったらなるべく早く服することが大切であり、服用してから早い人で数日で消退出血と呼ばれる出血が見られれば妊娠を回避できたことになります。 しかし、3週間以上たっても出血が見られなかった場合には妊娠している可能性が高いので早めに婦人科に受診することをおすすめします。 アフターピルはエストロゲンとプロゲステロンの合成薬であり、服用することで子宮内膜症や月経困難症などの症状の緩和にもつながるのではと考える人もいますが、それは誤解です。 月経困難症などに有効なのは低用量ピルです。 副作用などがだいぶ少なくなってきてはいても、アフターピルは継続的に服用することで避妊効果を得る低用量ピルとは異なり、過剰なほどに女性ホルモンが含まれています。 それが体内に入ることで妊娠させたかのような錯覚を体に人工的に起こして妊娠を回避するので、吐き気や頭痛、副夕などの副作用なども強いことが考えられます。 女性の身体にも翁負担となりますので、本当にほかに方法がなく最終手段という時にしか使用しない方が良いといえます。 また、アフターピルの処方は自由診療であり保険適用ができないので費用も高額になることがあります。 クリニックによっても異なりますが、8千円から1万5千円ほどかかりますので、避妊しないでセックスしてしまったからアフターピルを使用すればいいやという安易な考えで使用するのは良くないといえます。 セックスの際はしっかりと避妊を行い、あくまで失敗した時に緊急に使用するということを踏まえて使用することを把握しましょう。